1本道

4月、5月は、正伝流空手道中村道場では、新しく入門された方がおられます。
時期的なものもあり、この時期に入会されてくる方は、多いです。

また、逆にこの時期だから道場を退会されて行かれる方もおられます。
恐る、恐るその旨を伝えてこられる方が殆どです・・・。
ですから、こちら側としましても、驚くと共に恐縮してしまう次第です・・・(苦笑)。
そのあとは、座談会のようになって色々な話をします(笑)。

退会される方、自分としましては、とても残念。
がんばって稽古をしている人ならば、尚更です。
ですが、大抵の場合は、次にこれをやりたいというものが決まっておられます。

特に、小学生から中学生にかわる時が多いのです。
学校、部活、塾など中学生は、やることがたくさんあります。
そして、3年生になると受験。
お父さん、お母さんも、日々、忙しいのですが、
中学生も大変です。

その中で、それでも、空手をがんばる人、離れていく人。
人、それぞれです。

どちらを選んだとしても、1本道です。
迷わずに自分の決めた道を突き進んで欲しいと思うのです。
そして、空手を続けている中学生には、空手を通して色々なことにチャレンジして欲しいですし、
離れて行った人には、自分の道で結果を出して欲しいです。

道場に通われている方ならば、いつも会っているのですが、
離れて行った方で、気になる方のことを、たまに思い出します。
「どうしているかなぁ・・・。」とか、
「大丈夫かなぁ・・・。」などなど、要らぬお節介ですが・・・。

上手く行かなくて、疲れた・・・と言う時は、是非、道場に遊びに来れば良いのに・・・と思います。
結果が出た時には、自慢しにおいでください・・・と思うのでした。

離れても、人の縁は、繋がっている。

そうありたいと願っております。

そんな道場でありたいですね。


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サポーター

先日、某道場の代表の師範とお話をさせていただいておりました。
その時に話になったことがあります。
それは、帯止めのことでした。
今でこそ、大会や道場の稽古では、当たり前に使われている帯止め。
当然のことながら、昔からあったわけではありません。

その先生曰く、
子供の帯が解けるということは、本当に大変・・・。
何とかしたいと思っていたそうです。
当時は、試合に行くとテーピングでグルグル巻きに固められていたそうです。
そうなると困ったことに「トイレ」に行くことができなくなったとのこと・・・。

それならば、マジックテープで巻いておけば大丈夫じゃないか・・・と100円ショップに行って
マジックテープを買って来られて使っていたとのことです。

凄いアイディアですね・・・。

それが、いつのまにか・・・大会で広まり、メーカーで帯止めとして販売されるまでになってしまったとのことでした(笑)。

稽古をしておりますと、最近のサポーターは、すごく良くなっていると感心します。
ヘッドガード、脛サポーター、拳サポーター、膝サポーター、ファールカップなどなど。
形は劇的に変わっているわけではありませんが、使い勝手が良くなっていたり、安全性が高まっていたり。
沢山の工夫が盛り込まれております。
その工夫を見て行くと感心するばかりです。
しかも、安くなっています(嬉!)。

1年を通して、たくさんの空手の試合が開催される昨今です。
やはりしなくて良い怪我ならば、しないにこしたことは無いと思うのでした。

サポーターという道具は、うまく使えると本当に便利だし、安全性が向上します。
上手に使いこなしてくださいね。



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無常

道場のすぐ隣には、広い公園があります。
自分は、その公園が大好きです。
ですから、道場に来るときは、その公園を横切ってきます。
できれば、土の上を歩くようにしています。
土の上を歩くと元気をもらえるような気がします。

そんな公園。
最近は、樹々の新緑がいい感じです。
春から夏にかけての葉の色は、濃い黄緑と言いって良いのでしょうかね。
これから夏に向けてのエネルギーが噴き出してきている感じがよいのです。

この公園。
樹木がとても多いのです。
ですから、春夏秋冬。
景色が常に変わります。
春の新緑の緑から始まり、
夏の濃い緑。
秋の紅葉も美しいです。
そして、冬。

季節とともに移り変わるのです。

「無常」という言葉は、仏教の世界の言葉です。
「人生、ムジョウなり・・・。」というと「無情」と思っている人も多いようですが、
実は、「無常」という言葉が当てはまります。

人生もしかり、
空手道もしかり。

時をともに、
人とともに、
移りゆくものなのだと思うのでした。



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出し切ること

金曜日の夜は、一般部の特トレの日です。

一般部の試合を目指してがんばっている人が集まって、深夜まで、ガツガツとやっています。
稽古の内容は、試合に挑むためのクラスということですので、キツイ稽古となります。

稽古をしていて、大切に思うことは、工夫することだと思います。
その工夫をするためには、自分が何をできるようになりたいのかを
明らかにしていく必要があります。

そのためには、全力を出し切ることが必要です。
全力を出し切った上で、足りないところは何なのか・・・。
これをしっかりと受け止めることができていないと
目標がぶれてしまいます。

まだ、まだだと思うならば、
できる人よりも、自分の取り組むべきことが多いということです。
そして、自分よりも出来る人をお手本にできるので、
稽古すれば、するほど、上達していきます。

その逆に、上級者では、この自分の取り組むべきものが
非常に見えにくい時があります。
また、お手本という先輩も周りにはいないことも、多々あります。
これは、本当に大変です。
しかし、この大変さから自分自身の空手道というものが始まるのですから仕方がないことですね。

空手道でも、仕事でも、日常生活でも、
全力を出し切ると、まだ、まだ、未熟な自分と対峙することになります。
ちっぽけな自分であったりするのです。

「角が取れて、丸くなる」と言うことがありますが、
ちっぽけならば、角の取り様がないのです。
ですから、逆に、角に肉をつけて、一回りも、二回りも、大きくなりたいものですね。






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心構え

バランスということを良く考えます。

体の使い方。

道場の在り方。

日々の事。

空手をやっていますと
バランスということが、とても大切です。
体のバランスが悪いとそれをどこかで誤魔化して技をつくろうとしてしまうのです。
それが、2手、3手と続けば、誤魔化しているところは、すぐに駄目になります。

ですから、そのバランスを良くするためには、姿勢がとても大切ですね。
この姿勢をつくるのは、心構えだと思うのです。
どうありたいのか・・・と言う心構えです。

道場の在り方につきましては、尚更、心構えが大切です。

難しいことではないのですが、思うままに書いてみます。

楽しい場所であること。
学ぶことのある場所であること。
地域に根付いている場所であること。
道場生、一人、一人を大切にできる場所であること。
空手道をより深めることのできる場所であること。

色々とありますね。
師範として、一番、気にしていることが
「道場生、一人、一人を大切にできる場所であること。」です。
一人、一人とコミニュケーションを取れる道場でありたいと、いつも、願っております。

少しずつ、少しずつ、強くなって行きましょう!




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