敬うこと

空手の中で良く話すことで、「武」という文字と「忍」という文字の説明をさせていただきます。
「武」という文字は、「ほこを止める。」という文字です。
「ほこ」とは、争いの時に使われる武器の一種です。
すなわち、争いをやめるということを示しています。

「忍」という文字は、「刀を止める心」という文字です。
これも、また、同様ですね。

従いまして、「武の真髄」ということ、どういうことでしょうか。

相手を瞬間に倒してしまえる力のことと考える人もいるかもしれません。
しかし、上記の二つの文字の示すことから考えてみてください。

「武の真髄」という言葉。
「戦いを止める。」ということになります。

「自分に厳しく、人にやさしい。」これも、争いを無くすことに繋がることがあると思います。
これ以上に大切なことは、相手を敬う気持ちだと思います。

人間、自分勝手なところ、多々、あります。
自分も、大いに反省するところばかりです。
自分を中心に置いたとき、
本当に、周りが見えなくなる時があります。
相手のことなど、どうでも良いと思うこと。
自分勝手の極みです。
このような心の状態になると争いが起こるのだと思います。

物事を肯定的に捉えるか、否定的に捉えるか。
前者は、人と否定することの極みです。

相手を尊敬するとまでは行かなくても、「敬う」気持ちがお互いにあれば、争いはなくなるのではないかと思う今日この頃です。

いつも、人の良いところを見て行きたいものですね。

それは、自分の心の在り方で決まるのですが・・・。

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